天然素材

 

心落ち着く雰囲気。

心地良い質感。

リラックスできる香り。

自然の力で湿度調整。

 

そして、オシャレ。

魅力が詰まった天然素材、無垢材やコルク材を定期的にメンテナンスしていくことで温かみが増していきます。

 

この天然素材を使用したお住いの「メンテナンス」についてご相談いただくことがあります。

個人の方、法人の方、いろいろです。

 

相談で一番多いのが床(フローリング)のメンテナンスです。

 

水まわりやリビング、ダイニングといった家族が皆で過ごすスペースはどうしても汚れがち。

特に、皮脂汚れや食べこぼしによるシミはどうしても避けては通れない現実です。

 

経年変化による深みは「魅力」ですが、汚れやシミは出来れば避けたい。

 

そこで、当社の天然素材メンテナンスについてご案内します。

 

 

天然素材:無垢ローリングのメンテナンス

 

事例のご紹介です。

【 Eco Village(エコヴィレッジ) 】

☆水まわり(キッチン)

↓↓

 

☆リビング&ダイニング

↓↓↓

 

当社のメンテナンス手順

☆汚れレベルに合わせてメンテ方法を変えます。汚れレベルの詳細は以下「汚れレベルについて」をご確認ください。

 

①フローリングの掃除機かけ

日常の行き届かない所まで丁寧に掃除機かけです。

 

②フローリングの水拭き

水拭きすることによって、表面の汚れを浮かび上がらせます。

 

③木材表面毛羽たちを整える為のサンディング(ヤスリかけ)

汚れレベル1~2の日常で付いてしまう皮脂汚れなどは、水拭き&細かい番手のヤスリで毛羽を整え綺麗にします。

 

④皮脂汚れやシミが強い箇所は粗い番手でサンディング(ヤスリかけ)

汚れレベル3は定期的なメンテナンスを怠っていると皮脂汚れやシミが奥まで浸透しているので、粗い番手から細かい番手と段階を踏んだサンディングで、表面の汚れ、毛羽を整え綺麗にしていきます。

※レベル3でも木材にかなり浸透していると当社では対応できないことがあります。

 

⑤サンディング後のシミ汚れは薬剤で中和

サンディング後は無垢フローリングにポツポツとついたシミが浮かび上がってきます。

このシミはアルカリ性分であることが多いので、酸性薬剤で中和させシミを目立たなくさせます。

 

⑥表面を整え終えたら仕上げ

サンディング、染み抜きが完了したら、掃除機かけと、水拭きを2~3回繰り返します。

表面のざらつきがなくなったら仕上げです。

当社は蜜蝋ワックスを木材に染み込ませて仕上げます。

素材の馴染み具合によって、蜜蠟ワックスの分量を調整。

仕上げに乾拭きして、表面のべたつきを取り除きます。

 

⑦自然乾燥させて終了

蜜蝋ワックスを染み込ませた後は乾拭きしても多少べたつきます。

約半日は自然乾燥させることが理想です。

 

☆このメンテナンスは床(フローリング)だけではなく、家具などの木材にも有効です。

当社が蜜蝋を使用してメンテナンスする理由として、素材を乾燥から保護し、撥水や防汚、防腐効果を発揮してくれるので素材を長持ちさせてくれる為です。

 

ちなみに、

私たちのような業者が入らなくても、ご自身で楽しみながらメンテナンスもお勧めです。

ただ、メンテナンスによって身体に負担がかかり、体調を崩してしまうといけないのでご無理なさらずに。

 

 

当社のメンテナンス

 

当社のメンテナンス手段は基本的に手作業です。

機材を使用いたしません。

手で表面の整いを確認しながらサンディングして、蜜蠟ワックスの馴染みを手で確認しながら対応します。

その為、過剰な汚れ(汚れレベル4~5、4に近い3)は対応できないのです。

 

ご相談いただきましたら、状況確認に伺わせていただき、把握したうえでお見積り、ご提案をさせていただきます。

 

尚、強い汚れについては以下をご確認ください。

 

「汚れレベルについて」

 

【汚れレベル1~5】

1:表面が乾燥し始めていて、皮脂汚れなどが薄っすら付いている状況で軽いくクリーニング&メンテ。

2:表面に皮脂汚れ、食べこぼしがシミとなっり黒ずんでいる状況で表面を軽くサンディングして整えるメンテ。

3:表面の黒ずみが木材に浸透し始めており、表面の皮一枚をサンディングして整えるメンテ。

4&5:汚れレベル4~5(4に近い3)は表面が劣化し、素材の深くまで黒ずんでしまっていたり、カビが発生している状況です。

 

天然素材は定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、素材自体の油分が抜けていき、皮脂汚れや食べこぼしが奥まで浸透してしまい素材に定着してしまいます。

そして、素材自体の乾燥や日焼けにより変色、過度の湿気を吸い込みカビの発生します。

結果として、天然素材の温かみのある色味ではなく、黒くすんだ色に変色した完全に劣化した状況です。

 

こうなってしまうと、当社にできる範疇を超えた状況です。

当社のような日常の定期的なメンテナンス会社ではなく、木材に特化した専門業者への相談が必要となります。

おそらく、特殊な機材で表面を削り、素材本来の質感にする施工です。

 

最後に

 

天然素材のご相談として、コルク素材の床(フローリング)メンテナンスも承っております。

メンテナンスにお困りの方はお気軽にご相談ください。

 

 

お問い合わせはこちら➡「 お問い合わせ(ご依頼/ご相談)

 

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